石川遼 つるやオープンゴルフトーナメント 2012【二日目】 [石川遼]
石川遼 つるやオープンゴルフトーナメント 2012【二日目】
20日、兵庫県山の原GC(6767ヤード、パー71)で開催されている
「つるやオープンゴルフトーナメント」二日目
この日、石川遼は前日とは打って変わったプレイで
巻き返しにかかり、50位まで順位を上げ予選を突破した。
初日は81位と出遅れた石川遼だったが、
二日目は5バーディー、2ボギーの68。
通算1アンダーの50位で予選を突破した。
石川遼は、初日のパッティングに苦しんでいたが、
この日は、L字形マレットのエースパターに替えて臨んだ。
1番で2.5メートルをねじ込み、バーディー発進。
3バーディー(1ボギー)でハーフ(前半)を折り返し、
後半も2バーディー(1ボギー)。
予選カットラインギリギリだったがなんとか踏みとどまった。
※つるやオープンゴルフトーナメント 2012【一日目】
12番ホールグリーンでパットが決まらない石川遼(写真:夕刊フジ)
あいにくの雨模様の中、
石川遼のアイアンショットは切れ味をみせた。
3番パー4、セカンドを寄せてタップインバーディ。
得意とするパー5でもスコアを縮める。
6、15、17番の2打目をバンカーに入れながら、
3打目のバンカーショットをことごとくピンに寄せ、バーディーを決めた。
前日、不調だったバンカーも一晩で調整した格好だ。
石川遼の最大の課題は、ティーショット。
4番(パー4)で痛恨のOBが非常にもったいなかった。
このホールは結果的にボギーに収めたが、
昨年、1勝も出来なかった要因を見つめなおす時期かもしれない20歳の挑戦だ。
米ツアーで奮闘する今井竜二も学生時代はドライバーの飛距離は
アメリカ人選手に引けを取らなかったが、
腰を痛めてから、距離にこだわらず正確性を求めるプレイスタイルに変更した。
このあたりから、石川遼の打開策が見つけられるかもしれない。
「きょうのプレーに悔いはない。いい内容だった」
と石川遼は振り返る。
パッティングについては
「エースパターは慣れているので、球の転がりが予測できる。
一番いいストロークができる」と。
明日の「つるやオープンゴルフトーナメント 2012」三日目の鍵は
とにかく、ノーボギーのラウンドを目指すことだ。
かの球聖といわれた「マスターズ」の生みの親である
米、ボビー・ジョーンズは"Old man Par"(パーおじさん)の幻影を相手に
プレイをした、という逸話がある。
つまり、ひとつひとつひたすらパーを重ねていく
まるで修行僧のようなプレイスタイルだ。
当然、石川遼もボビー・ジョーンズのこの逸話を知っていると思う。
明日の「つるやオープンゴルフトーナメント 2012」三日目は、ぜひ
オールドマン・パーを相手に、パーを積み重ねていって欲しい。
がんばれ!石川遼。
20日、兵庫県山の原GC(6767ヤード、パー71)で開催されている
「つるやオープンゴルフトーナメント」二日目
この日、石川遼は前日とは打って変わったプレイで
巻き返しにかかり、50位まで順位を上げ予選を突破した。
初日は81位と出遅れた石川遼だったが、
二日目は5バーディー、2ボギーの68。
通算1アンダーの50位で予選を突破した。
石川遼は、初日のパッティングに苦しんでいたが、
この日は、L字形マレットのエースパターに替えて臨んだ。
1番で2.5メートルをねじ込み、バーディー発進。
3バーディー(1ボギー)でハーフ(前半)を折り返し、
後半も2バーディー(1ボギー)。
予選カットラインギリギリだったがなんとか踏みとどまった。
※つるやオープンゴルフトーナメント 2012【一日目】
12番ホールグリーンでパットが決まらない石川遼(写真:夕刊フジ)
あいにくの雨模様の中、
石川遼のアイアンショットは切れ味をみせた。
3番パー4、セカンドを寄せてタップインバーディ。
得意とするパー5でもスコアを縮める。
6、15、17番の2打目をバンカーに入れながら、
3打目のバンカーショットをことごとくピンに寄せ、バーディーを決めた。
前日、不調だったバンカーも一晩で調整した格好だ。
石川遼の最大の課題は、ティーショット。
4番(パー4)で痛恨のOBが非常にもったいなかった。
このホールは結果的にボギーに収めたが、
昨年、1勝も出来なかった要因を見つめなおす時期かもしれない20歳の挑戦だ。
米ツアーで奮闘する今井竜二も学生時代はドライバーの飛距離は
アメリカ人選手に引けを取らなかったが、
腰を痛めてから、距離にこだわらず正確性を求めるプレイスタイルに変更した。
このあたりから、石川遼の打開策が見つけられるかもしれない。
「きょうのプレーに悔いはない。いい内容だった」
と石川遼は振り返る。
パッティングについては
「エースパターは慣れているので、球の転がりが予測できる。
一番いいストロークができる」と。
明日の「つるやオープンゴルフトーナメント 2012」三日目の鍵は
とにかく、ノーボギーのラウンドを目指すことだ。
かの球聖といわれた「マスターズ」の生みの親である
米、ボビー・ジョーンズは"Old man Par"(パーおじさん)の幻影を相手に
プレイをした、という逸話がある。
つまり、ひとつひとつひたすらパーを重ねていく
まるで修行僧のようなプレイスタイルだ。
当然、石川遼もボビー・ジョーンズのこの逸話を知っていると思う。
明日の「つるやオープンゴルフトーナメント 2012」三日目は、ぜひ
オールドマン・パーを相手に、パーを積み重ねていって欲しい。
がんばれ!石川遼。
2012-04-20 23:01
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